束の間でいい 夢見せて

好きなものを、ちょっとずつ。

アイドルオタ、転職する

俗にいう新卒枠の就活に失敗した私が、一念発起して転職した話。

元々、日本の新卒至上主義みたいな風潮がどうも慣れなくて違和感を感じてて、でもいざ自分が渦中にいると大学卒業するまでに就活終わらせなきゃ...!っていう謎の意識に苛まれて何とか輝かしい新卒採用、という枠に収まろうと必死で頑張ってた(と当時は思ってた)大学4年次。

 

結論から言うと就活失敗しました。ひとつも内定出ませんでした。

 

周りがすんなり決まっていく中、私だけとうとう卒業式の日まで決まらなくて卒業式出たくないぐらい落ち込んでたけど、なんとか式にも謝恩会にも出て、実家に帰るとまた敢えて何も言わない家族の妙な気遣いがまた余計に辛くて。

卒業するちょっと前ぐらいから、正確には一番最後まで受けてた企業の面接からお祈りされてからこのままだったらどこも内定でないかもしれん、ということでとりあえず地元の企業にアルバイトとして一応採用はされてたからかろうじてニートにはならずに済んだ。まさかその腰掛程度に考えてたとこで3年以上働くことになるとは我ながら思ってなかったけど。

就活中から感じてはいたけど、当時の私は自己評価が極めて低かった。未だに低い方だとは思うけど、当時はほんとに自分に全く自信がなかった。そして周りに対して言いようのない劣等感でいっぱいだった。

今ならそんな状態で行ってもどこも受からないって分かるけど、当時はいまいちその連鎖が分かってなくて、自信を持てずに面接に行って当たり前にお祈りされてまた落ち込んで...っていう負のループに見事に嵌ってた。

世間一般で見れば、取り分け劣等生でもなくいたって普通の大学生だったけど、留学してた時に出会った他の大学生たちがあまりにもレベルが高くて、私はこの人達に比べたら何にもできない、何も持ってないって変な刺激を受けてしまってからそれまでもあまりなかった自分への自信が限りなくゼロに近くなってしまった。

ちなみに新卒の時に受けてた業界は女子人気がすごく高くて、周り皆が、私が一番!みたいな自信に満ち溢れた、それこそ私と正反対のタイプの強気な人ばっかりで、そんな雰囲気に完全に飲まれてたのも原因のひとつなんじゃないかと今は思う。

 

とりあえず、で働きだした職場は何だかんだ楽しかった。仕事内容は好きだったし仕事にも慣れて後輩もできてそれなりに充実してると思ってたし、何となくこのままずっとこの仕事続けていくのかなーなんて思ってた。

きっかけは友達が転職したこと。

私は自己評価が低い上にとんでもなく頭が固くて、1度就職した会社で一生働くものだと思ってたし、転職なんて自分の人生には縁のないことだと思ってたけど、身近な友達が思い切って転職して、すごく充実してるという言葉を聞いて、改めて自分の今後のキャリアについて考えてみた。

あと、余談だけど一度転職とかのキーワードで調べたらやたらその後転職サイト関連の広告が表示されるようになって、中でも「とりあえず、の3年が過ぎました」みたいな文句が載ってる広告にめちゃめちゃ煽られたというか、まさにちょうど3年が経とうとしてたからめちゃめちゃ心が揺さぶられた。

転職を意識しだしたのが四捨五入でちょうどアラサーと呼ばれる年齢に突入した辺りから。

周りの同い年の友達の中には、同じように転職した子や結婚してる子も出てきて、改めて私は今の職場で30過ぎても働けるのか...?と自問自答していたのが春頃。

本格的にあ、転職しよう、と思い立ったのは4月ごろ。

アルバイトから契約社員になって、契約更新で今年の諸条件について上司から条件を開示された時、ちょうどいろんなことが重なってて気付いたら私年内で辞めます。って口にしてた。

勢いで口にしてしまったものの、とりあえず上司は引き留めようとしてくれた。

何なら同業他社や違う勤務地を提案してくれてたりもしたし、お世辞でもいなくなると困るって言ってくれたのは大きかった。

そんな上司に申し訳なさと若干の後ろめたさも感じつつ、仕事の合間を縫って転職活動を始めることにした。

転職活動のやり方は人それぞれだし、どのやり方が正解っていうのはないと思うけど私は本当に恵まれてた方だと思う。

とりあえず、でいくつか転職サイトと人材派遣会社に登録すると自分でも考えてなかった業種や職種からスカウトメールが来たり、すごくいい条件を出してくれる企業もあって、そこで始めて自分の市場価値が意外とあるということに気付いた。

 

私は自己評価が極めて低いにも関わらず、自己顕示欲がめちゃめちゃ強い。

自分に自信がないから故の、だと思うんだけど、趣味の現場、例えばアイドルのコンサートやイベントでの出来事やレポをSNSに上げて大きな反響が返ってくると、その界隈で認められたと感じて、そこで自分の存在意義を確かめてるようなところがあった、というか今もある。

ジャニーズからK-POP、日本のアイドルまで色んな現場を渡ってるけど、どこにいても自分の感じたことを文字にするのが好きで、それが顔も知らない誰かに読まれたということに満足感を感じてる。

余りにも自己顕示欲が強すぎて、ネットで叩かれたこともある、某地下掲示板に載せられたこともあるし根も葉もないことを言われたこともある。結局その界隈の現場自体から遠ざかって、その分野では何かをSNSに載せることはなくなったけど、それでも自分の思いや感想を載せることは今後も辞めないと思う。

 

前述の上司が引き留めてくれたこともだけど、転職エージェントと面談した時に、もっと自信持ちましょうと何度か言われた。自分が思っている以上にすごくスキルが高いですよと。

ネットに文章を上げて反響を得ることと同じように、ここでも他人に言われて初めて自分の強みやアピールポイントを実感出来た。私ってただ今の仕事しかできない奴じゃなかったんだ、もっと色んなことにチャレンジしていいんだ、みたいな。自分で強みや良さが分からなかったから、こうやって誰かに言葉にしてもらえたことで初めて長所に気付けた。

結局そのエージェントが勧めてくれた企業に面接に進んだけどとりあえず行ってみて驚いたのが新卒の時と全然違う...!ということ。すごく衝撃を受けた。

新卒の時の面接で何が苦手だったかというと、複数の学生と数人の面接官がいて、端から順に志望動機や自己アピールをするあの場、空気。今思い出しても胃が痛くなるぐらいに本当に苦手で逃げ出したいぐらいだった。

どれだけ準備をしていても、自分の番が回ってきた段階で既に頭は真っ白、考えた自己アピールも全部吹っ飛んで意味不明なことを言ってしまう、それを見て周りの学生が嘲笑ってるんじゃないかという被害妄想(自己評価の低さに加えて被害妄想も酷かった)

もともと人と話すような職業を受けてたのに人との会話を成り立たせることすら出来ず、目は泳ぐわ顔は死んでるわで当然ながらどこも受かるはずがなかった。

転職の面接では、基本的に1対1だったし、その分当たり前だけどじっくり話をできたし、相手も聞いてくれた。

今の仕事で培った誰とでもそつなく話す、という当たり前に思ってたことが、実は私の強みのひとつなんじゃないかとその時になってようやく分かった。

新卒の頃企業のHPを見て必死に作り上げてた志望動機はほとんど聞かれなかったし、ただ自分がそこでやりたいことを現職の経験を交えて話してたらあっという間に時間が終わった、そんな印象だった。

結果としてトントン拍子で話が進み、自分が転職活動を始めた当初は予想もしてなかったぐらい良い条件で話を頂いて、私の一世一代の転職は終わった。

上司に退職を申し出てから約2か月、今思い返すと長かったようで短くて、何より働きながら活動するのが大変で、時間に追われて気付いたら終わってたようなそんな期間だったけど、自分の人生とかキャリアについてじっくり考える時間が取れてすごく良かったと思う。

 

終わってしまったから言えることだけど、新卒当時の悲壮感が漂ってたあの頃の私に、人生って何とでもなるよと言いたい。新卒で内定もらえなかったとしてもどうってことない、人生そこで終わりじゃないよと。

平成生まれのくせに昭和の頑固おやじみたいなガチガチに頭の固い私は、世間一般のレールから外れることが異様に怖かった。

大学受験して大学に入って、新卒で正社員として就職してっていう流れが一般的だと思ってたし、私もそれを理想としてたけど、そもそも大学受験の段階で第一志望の大学に全落ちして、その前に滑り止めで受けてた大学に通うことになった時点でレールから外れてるし、新卒で正社員になれずにアルバイトから契約社員止まりだし私は何もできないカスなんだって本気で思ってた。

だけど結果として今の仕事で得たものはとても大きかったし、そのおかげで全く緊張せずに面接にも臨めたし、趣味や好きでやってきたことを評価してもらえたから自分の今までの人生でやってきたことは何も無駄じゃなかった。

そもそも目に見えるレールが引かれてるわけでもないのに自分で勝手に世間一般・社会の常識という名のレールを作り出して、そこからずれることに勝手に病んで落ち込んでた。

このご時世働き方や生き方なんていくらでもあるし、何が正解で何が間違いかなんて自分で決めればいいことなのに、目に見えないことで自分を縛り上げてひとりで苦しんでた。

結局、根が真面目すぎるんだと思う。

もちろん自分の人生だからある程度真剣に考えなきゃいけないんだけど、ひとつでも自分の思ってたことと違うともう後のことも全てダメだって思いこんじゃって、そこから代替え案を見つけたりすることが出来なかった。

必要以上に色んなことを考えすぎて、ちょっと鬱っぽくなった時期もあったし家族に迷惑をかけた時もあった。

まだまだ頭は固いし、自分に自信もついてきたとは言えやっぱり丸ごと肯定できるほどではないけど、それでもこんな私を受け入れてくれた企業があるということに自信を持ちたい。悩んでても何も生まれないし、頑張ってたらどこかで見てくれてる人は必ずいるから腐らずに頑張ってきてよかったなあって転職活動を終えて実感してる。

自分でも重いけど、ようやく私も胸張って生きてていいんだって実感が持てるようになった(重すぎ)

 

好きなことをひっそりグダグダ書く為のブログだから仕事の話は書かないでおこうと思ってたけど、新しい仕事に慣れた頃に見てこんな時もあったなーって笑えるようにこっそり上げとこう。

 

ちなみにアイドルオタクと転職と何かうまいこと結び付けたかったけど、実際は普段とあまり変わらないスタンスだったから活動中に何度かリリイベ行ったり舞台行ったりでいい感じの息抜きになってたぐらいかなあ...

特にオタ禁をしてたわけでもなく、あえて普段通りにいることを意識してたのが良かったのかもしれない。がっちりと転職モード一色になってたら息も詰まるし多分ストレスを抱えきれなくて爆発してたと思う。

 

この2か月移動中に爆音で好きな曲色々聞いてたけど、個人的に捗ったと思う曲ベスト3(順不同)

 

・마지막(The Last)-Agust D

soundcloud.com

ゆんぎさん天才すぎる。自分の中の葛藤とか苦しさとかをあえて感じたい時に聞くと絶賛病む。サビの想像だけしてた~のとこからの怒涛の歌詞がすっごく胸にささる。ゆんぎのログとかインタビューなんかで語る言葉の端々が好き。ちなみに夜中に聞くと気付いたら涙が流れてたことがあるぐらいには私の中の何かに刺さった。時々無性に会いたくなります。ゆんぎの弱いとことか辛さをビシビシ感じてなんかもうゆんぎさん好き...!ってなる。

 

・Someday-PrizmaX


PrizmaX「Someday」 MUSIC VIDEO

もともとバラードというか、こういうゆったりとした曲ってあんまり聞いてこなかったけど、ぷりずを改めて好きになって良さに気付いた。

サビの、だからきっときっとsomeday... 心沈まないで

消えてくれ 思い出も 忘れないように

っていうのが無性に好き。あと最後の方のウィンくんのパートの

大丈夫 この恋を 思い出に僕が変えるよ

ここ好きすぎる...!

別にそんな恋愛してきてないけどな!(ヤケクソ)

とりあえずぷりず聞くと落ち着くというか、リラックスできるから面接前とか非常に捗った。

 

・one chance-ジャニーズWEST

 

なうぇすと(通常盤)

なうぇすと(通常盤)

 

 

まさかウエストがこんなに刺さるとはなあ...(失礼)

メロディーが安定のキャッチーさだし、テンション上げるためにウエストのアルバム色々と聞いてたけど唐突にサビの歌詞が刺さって、1番も2番も思いっきりグサッときたんだけど大サビの

運命のone chance いつも今が変われるチャンスだろ

人生を変える 今日がその日になるような そんな気がしてる

待っていちゃダメだろ ヒーローは 心の中にある

運命のone chance 本気出したら

こんな今日でも最高になるから

 

ここが全体的にほんとそれ状態すぎる。

人生変えるのに早いも遅いもなくて、動き出した今日がその日になるんだよなあって今すごく実感してる。

ちなみにジャニオタの沸きポイント(?)の藤井さんのちょーいい...は全く刺さりませんでした←

むしろまいジャニの丈ちゃんのが良かった。

 

とりあえずこれで7月のぷりずのワンマンに心置きなく参加できるのが本当に嬉しい。

まだまだ退職手続きとか引っ越しとか色々忙しいけど、なんか今心が軽い。